神戸勤労者山岳会(通称:神戸労山)は1966年(昭和41年)3月22日に創立しました。
兵庫県勤労者山岳連盟に所属しており、自立した登山者育成を目指し、講習会や教室を積極的に運営しています。
神戸を拠点に、ハイキングから本格的なアルパインクライミング、沢登りなどオールラウンドに活動中で、現在は主婦の方からリタイアされた方なども含め、20代から70代の60名(平成30年6月現在)が在籍しています。
平均年齢も若く!?、自由な雰囲気の山岳会です。

神戸労山の魅力

conpas安全登山に取り組んでいます
登山届とは別に、すべての山行に対し遭難対策委員会へ山行計画書の提出をお願いしています。事前に計画を立てることで登山で予想される危険について見直し、力量にあった余裕ある登山を行うことができます。
また全ての山行において下山管理を実施しており、下山連絡がない場合は救助の準備を進める体制となっており、そのためのレスキュー講習も実施しています。
万が一に備え、遭難対策基金に加入できます。

tent登山技術の向上に取り組んでいます
会員それぞれが自立した登山者、リーダーとなれるよう、技術の習得を目指し教室やトレーニングを実施し、基礎から学ぶことができます。また所属している県連の講習会にも参加することができます。

suito会員の主体性を尊重しています
例会以外にも、気の合う仲間同士、会の中で仲間を募るなどして計画を立て、一つの目的に向かって準備やトレーニングを会員自身で企画・実施し、さまざまなスタイルの山行を活発に行っています。単独での山行もOKで、山行スタイルに制限はありません。

ramen例会山行や親睦会が充実しています
ハイキング企画班、夏山企画班、冬山企画班、クライミング企画班、沢企画班を設け、班ごとに毎月例会を企画しています。
また新入会員歓迎会や忘年会、新年会、交流会などで会員同士が親睦を図っています。

山行形態

神戸労山の山行には、各企画班が毎月行う例会山行、各種教室、1年を通して行う錬成企画、合宿、レスキュー講習、個人山行などがあります。

hat 主なジャンル hat

ハイキング

基本的に日帰り軽装備でアップダウンの少ない里山や山の麓、近郊の低山などを歩いて、自然を楽しみます。必ずしも山頂を目指すわけではなく、自然の風景や歴史的な景観を楽しみながら、有酸素運動と森林浴でリフレッシュできます。

スノーハイキング

軽アイゼンやスノーシューを使い、アップダウンの少ない雪山の景色を楽しみます。真っ白に広がる雪原と澄み渡った青い空、美しい霧氷や動物の足跡など雪山ならではの楽しみがあります。

登山(無雪期)

整備された一般ルートに困難なバリエーションルート、近場の山から3000m級の高山まで、日本全国の山々を春から秋のシーズンに個人の技量にあわせてピークハントや縦走など好きなスタイルで登ります。

雪山登山

厳冬期から春先まで2000~3000m級の高山へのチャレンジも行っています。無雪期とはうって変わり、人を寄せ付けない厳しい環境となるため、容易には近づけないですが、正しい知識と技術、体力を身に着けて雪山へ足を踏み入れると、未知の世界が待っています。

岩登り

自然の岩壁をよじ登ります。スポーツ的要素のあるフリークライミング、大きな岩場を何ピッチも登るアルパインクライミングがあります。高い集中力と全身の筋力が必要とされ、登りきった後の達成感は言葉では言い尽くせないほどの感動があります。日頃は六甲山系のゲレンデ(烏帽子岩等)でトレーニングし、大きな岩場にも出かけます。

沢登り

日本独特の登山方法…沢登り。何といっても夏にはこれが一番。渓流シューズ(昔は地下足袋・ワラジ)で、どこへでもジャブジャブ入り、沢や滝を直接登りシャワークライムを楽しみます。例年、比良・大峰・大台方面で例会を組んでいます。時にはアルプス方面の大きな沢にも。

その他の活動

総会
毎年6月に開催します。活動方針や予算を議論、決定する大切な会員集会で、神戸労山の新年度がスタートします。

運営委員会
毎月第1水曜日19時から開催しています。会の運営や活動内容などを運営委員を中心に協議しています。

遭難対策委員会
毎月1回、遭難対策委員が集まり安全対策についての討議や、山行計画書の点検、指導、などを行っています。

山行企画集会
毎月第3水曜日19時から開催しています。各企画班が持ち回りで担当していますが、全会員に開かれた会で、山行報告や企画をみんなで話し合っています。

事務局
一般の方からの対応や会計、遭難対策基金などを担当しています。

自然保護部
年に2回、六甲山での清掃ハイキングを企画、実施しています。

機関誌部
年に3回、会員のみなさんに原稿をお願いし、会の情報誌「呼子(よびこ)」の作成、発行を行っています。

ホームページ部
神戸労山の活動を知ってもらうための情報発信と、会員同士の情報共有の場としてホームページを作成しています。

装備部
神戸労山が所有している共同装備の点検、修理、購入を担当しています。

神戸労山の歴史

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 1960年代、戦後15年が過ぎ、人々の生活は少し落ち着きが見られるようになりましたが、安保闘争から高度経済成長へと社会的に大きく変化した時代です。人々は娯楽や趣味を楽しむようになり、観るスポーツから自分たちで行うスポーツへと広がりをみせ、登山界においても一部の特権階級のスポーツ登山が主流を占めてていましたが、「安く・楽しく・安全に」を合言葉に勤労者山岳会が誕生していきました。
 兵庫県においても西宮の若者サークルが西宮勤労者山岳会を創り、神戸でも川崎重工業の労働者、湊川高校の山岳部、組合活動をしていた若者が集まり、山へ行く仲間を広めようと山岳会設立に向けて準備を進め、1966年3月20日神戸YMCA体育館において神戸勤労者山岳会創立総会が開催されました。
 設立当時は山登りを行うとともに、みんなで集まり仲間の交流も盛んに行われ、夏山、成人式登山、花見・月見キャンプ、文化祭なども実施していました。
 登山活動は活発に行われ、夏山合宿や兵庫県連盟と合同登山バスや六甲全山縦走を一緒に取り組み、多くの仲間が山を通じて広がっていきました。
 2年目からは北アルプスで夏山合宿を行いバリエーションルートへ登るなど、県下でもトップクラスの山岳会へと成長しました。登山活動の強化、会員拡大と自然保護を基本として活動を進め、100名を超える山岳会へと成長しました。
 1974年3月、勤労者山岳会のさらなる発展を目指し、神戸勤労者山岳会、西神戸山の会、摩耶山友会の3つの山岳会へと分離独立を決定し、同年6月新生神戸勤労者山岳会として38名でスタートしました。
 その後も精力的に活動を続け、年間を通して歩荷をはじめとしたトレーニングは当たり前で、先輩から脈々と受け継がれた旺盛な山行意欲、高度な登山観、高いレベルの登山技術を維持し、多くの一般登山愛好者の方と共に、仲間を大切にしながらますますの発展を目指しています。

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